色はいらないけど軸がほしい

音楽、本、映画、人、言葉、時間その他諸々

赤裸々

人からおすすめされた小説を読んで自分にフィットすることは多いが、人からおすすめされた音楽を聞いて自分にフィット、、どころかグッとくることはほとんど無い。それは「好き」がある程度確立されているか否かの違いだろうが、それでも私は人に好きな音楽を尋ね続ける。

人と一緒にライブに行くことがなくなった今、不要な気遣いなしにとても気楽な気持ちでライブハウスに身を投げている。ライブハウスに入ったら、会場BGMに心踊らせジントニックを一杯。そして会場の端っこに移動。それがルーティーンとなっている。帰りは決まって最寄り駅の一つ前で降りて、余韻に浸りながらいつもの10分の1くらいのスピードで歩く。この時間が最高に好きだ。グッドミュージックと共に夜の街を歩く自分に酔いしれる時間。これが壊されるのは御免である。だから友人からライブに連れて行ってと言われても、丁重にお断りをしている次第であった。

ところがどっこい、今月末に友人と一緒にライブへ行く。 ぼっちではないライブが久しぶりで少々緊張している。でも、楽しみでもある。私はどんな気持ちになるのだろう。やっぱり一人がいいってなるのか、それともたまには人と一緒に行くのもいいなとなるのか。ふふ。素敵な一日になることを願います。

 

お偉いさんに「強い『個』を重視します」と言われ、自分の個性ってなんだろう、気に入ってもらえる自分ってなんだろうと考えてた昨日だったが、一晩寝たら「私をお前に理解されてたまるか」とヤンキーホッピーさんが現れた。かわいいな、私。大人になってもそのフィーリング忘れないでいてほしい。